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一戸建てはマンションやアパートのように、隣人と共有する集合住宅ではなく、完全に自分だけの独立した空間に家を持てることから、満足感が高いのが大きな特長です。
新築と中古どちらを選ぶ?
一戸建てもマンションと同じく、「新築」「中古」という選択肢があります。同じような間取りであれば中古のほうが価格的に有利ですが、新築は自分が最初のオーナーであるという満足感や、10年保証や減税など数多くのメリットがあります。なお、新築物件には「分譲住宅」と「注文住宅」があります。
一戸建てを選ぶポイント
上記のようなメリットがある反面、マンションに比べる駅からのアクセスが悪かったり、建物や周辺の掃除・メンテナンスなどは自分で管理しなければならないなど課題もあります。また、立地優先の物件では、庭や駐車場スペースがない場合もあります。
分譲住宅と注文住宅の違い
分譲住宅と、注文住宅は下記のような違いがあります。
分譲住宅は、不動産会社や建売分譲業者が、土地の上に家を新築してセットで販売を行う住宅を指します。家が建っていない「未完成住宅」と、既に家が建っている「完成住宅」の2つがありますが、基本的には「完成住宅」が大半を占めます。
建物面積や設備、間取りなど基本的な設計変更はできませんが、その分購入価格が明確でリーズナブルなのがポイントです。
注文住宅は、建築士に建物自体の設計を依頼、実際の家の建築は施工会社と契約を結んで建ててもらう住宅を指します。
土地は「建築条件無し」と「建築条件付き」の2通りがあり、「建築条件付き」の場合、施工会社は予め指定され、家自体を建てる期間も限定されるので注意が必要です。
<建築条件付きの土地とは>
家を建てるまでの期間や施工会社が決められた土地を指します。自分が希望するハウスメーカーや工務店に建築を依頼することはできませんが、間取りや設備仕様などは希望通りの建築が可能です。 間取りや設備などを最優先したいとお考えの場合は、分譲住宅よりもメリットが大きくなります。
次回はより具体的なチェックポイントをステップごとにお届けします。